令和7・8年度 第8期 会長挨拶

会員・賛助会員の皆様におかれましては、日頃より一般社団法人茨城県臨床工学技士会運営にご理解、ご協力賜り心より感謝申し上げます。
令和7年6月22日に執り行われました、令和7年度総会時理事会において第8期でも会長職を継続させて頂くこととなりました。2025年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、医療や介護の需要が増加し高齢者の急激な増加と医療需要の高まりにより、現在の医療従事者や医療施設では十分に対応できない恐れがあると言われています。また人口減少や医療スタッフ不足により地方を中心に病院が経営出来なくなり病院数が減少しています。これにより、医療を必要とする方の近くに医療機関がなく、緊急時にスムーズに対応できなくなるかもしれません。地域によっては、医療サービスの提供が不十分になるリスクが高まります。各病院においては、医師の働き方改革によるタスクシフト・シェアにより新たに業務を拡大している施設もあり、更に臨床工学の知識・技術を向上させ安心・安全な医療技術の提供をして行く必要があります。
今期の活動においても新任理事との協力を諮るとともに、会員皆様方一人一人の技士会活動への積極的参加並びにご指導ご支援を賜りながら技士会発展のため努めてまいりますので、理事会共々よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人茨城県臨床工学技士会 会長 浅野 和志