第13回 茨城呼吸療法セミナー開催報告

令和8年2月15日にオンタイムZOOMにて第13回茨城呼吸療法セミナーが開催されました。

3学会合同呼吸療法認定士の単位付与セミナーとして11回目となり、臨床工学技士のほか看護師、理学療法士、作業療法士と幅広い職種から78名のご参加をいただきました。

 

教育講演① 人工呼吸患者の早期離床と集中治療後症候群(PICS)

東京科学大学病院 集中治療部 副部長准教授 野坂 宜之 先生

 

教育講演② 集中治療における人工呼吸療法と患者中心のケアの実践

東京科学大学病院 集中治療部 講師急性・重症患者看護専門看護師 野口 綾子 先生

 

教育講演③ 呼吸リハビリの第一歩:基礎から学ぶ実践ポイント

獨協医科大学 日光医療センター リハビリテーション部 技師長)田村 由馬 先生

 

教育講演④ 多職種で支える重症患者の栄養管理

JA茨城県厚生連 総合病院 土浦協同病院 栄養部 副部長 冨島洋子 先生

 

教育講演⑤ ちょっとマニアックな加温加湿と吸入療法

聖マリアンナ医科大学病院 臨床工学技術部 係長 五十嵐 義浩 先生

 

以上の講演があり、集中治療における呼吸療法をテーマとした内容となりました。

今年度は初の試みとして管理栄養士による教育講演を加え、重症患者の栄養管理と呼吸療法との関連についてご講演いただきました。呼吸療法と栄養管理は密接に関わる領域であり、エネルギー代謝や筋力維持、PICS予防の観点からも重要であることが共有され、多職種連携の新たな視点を得る機会となりました。各講演では最新の知見に加え、日常臨床に即した具体的な工夫や多職種連携の重要性が示され、呼吸療法を単独の技術として捉えるのではなく、早期離床、栄養管理、リハビリテーション、患者中心ケアなどを包括的に考える必要性について理解が深まったのではないかと思います。

今後も臨床に役立つセミナーの目指し、グループ一同企画して参りますので、引き続き皆様のご参加をお待ちしております。

 

一般社団法人 茨城県臨床工学技士会 呼吸器ワーキンググループ